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新宿歌舞伎町のSMバー【ARCADIA TOKYO】経営の他、各種イベントなどでも活躍する堂山鉄心の(めったに更新されない)ブログ。

調教師10 ~第5章~ 6 変化 ~

6 変化

PCで『SM』と打ち込み、検索してみて驚いた。
なんと8桁近いヒットがあり、それを日本語のものだけに絞り込んでも、まだ6桁に近いヒット数が残っている。
SMなど、本当に一部のマニアだけの世界だとばかり思っていた。
全てを見る事などとてもではないが出来ない。
それでも――。
適当に選んでいくつかのサイトを開いた。

まず、乗馬用の鞭は単に乗馬鞭と呼ばれているらしい。
先のバラけた鞭はバラ鞭。
同じように、一本の先細りに編み込まれた鞭は一本鞭。
ほぼそのまま縮めただけの名前だが、大きなしゃもじのようなものはスパンキング・ラケット、またはパドルなどとも呼ばれている。
ロープには主に綿と麻が素材として用いられることが多く、地下にある麻のものはロープとは呼ばず、縄と呼ぶのが一般的なようだ。
追い鞭。
ケイン。
アナル・パール。
プラグ。
ディルドゥ。
木製クリップ。
ボール・ギャグ。
鼻フック。
etc. ……etc. ……。

洪水のように無造作に流れ込んでくる単語に、まるで溺れそうな感覚まで覚えた。
医療器具に至っては、注射針や浣腸器の様な、割と一般的なものから、全く使用方法を想像することさえ出来ないものまで多岐にわたる。
全てを覚える必要などもちろん無く、やはり興味を持ったものだけを使っていけば良い――。との結論に至るまで暫くかかった。
 
昨日散々恵子を打ち据えた乗馬鞭を思い出しながら、今日は何で責めてやろうかと考えている時、俺は自分でも気が付かぬうちに硬くしている股間に驚き、そこで初めて、昨日は射精していない事実に気付いた。
確か恵子には口を使わせたはずだ。
しかし、射精する前に一旦それを止めさせ、再び乗馬鞭で打ち据えているうちに恵子が気を失い、その事に何故か俺は充足感を覚え、そこで終了したのだったか。

男にとって性の喜びとは射精のことではないのか――。
色々な体位や道具なども含め、嗜好というものは、拠り充実した射精を得るための手段でしかないはずであった。
やはり、俺の中で、更に何かが大きく変化している。
それはひょっとすると、自分が今、想像している以上のものなのかも知れなかった。


「お願いします!」
その日、バラ鞭を試している時、初めて恵子は自分から俺のものをねだった。
それは、被虐の喜びに目覚めたのか、それとも口を使っている間だけは打擲の痛みから逃れられていることから来る、条件反射のようなものなのかは分からない。
しかし、そんなことより、恵子が謝罪以外の言葉を発するのは本当に久しぶりの事だし、何より〝鞭を打たれて男根を欲しがる処女〟という構図は俺の暝い焔に火をつけた。

「だめだ。お前はまだ自分から何かをねだる事が許されるほどの罰は受けてない」
「でも、お尻が……お尻が熱くて……」
見ると確かに真っ赤を通り越し、所々紫色に変色し腫れ上がった尻の割れ目からは、すでに夥しい量の愛液が溢れ出している。
「熱くて気持ち良いのか? それでもっと欲しいのか?」
「分かりません。ただ、熱くて……欲しくて……ごめんなさい」
なるほど。
今日はいつもより意識がはっきりしているようだ。
しかし、それでは一体、今日はいつもと何が違うというのか? 
バラ鞭だけのせいなのか? 
それとも他にも何か要因が? 
良く考え、女の意識レベルまでコントロール出来るようにならなければいけないな。

俺は黙って壁際の道具置き場から蝋燭を持ってきた。
「よし、お前の大好きな熱いものをやろう」
俺は、ライターで火をつけた蝋燭の雫を、鞭を受けて真っ赤に腫れ上がった恵子の臀部に垂らした。
「あぁああっ!」
一際高い声を上げ恵子が床に転がった。
「転がるとどこに落ちるかわからんぞ。尻や背中の方がまだマシだろう」
恐らく、腫れ上がった尻などよりは、無傷の腹や胸の方がよっぽど痛みは少ないように思われるが、人は、体の前面に対する攻撃を本能的に極端に恐れる傾向があり、恵子もそれに習ってすぐに四つん這いの姿勢に戻った。

これがコントロールだ。
目的を達成するために、策を労し、罠を張り、伏線を敷いて導いていく。
SMと言う名のロール・プレイング・ゲーム。
7年前のあの事件以来、何に対しても興味を失ってきた俺が唯一楽しめる遊び。
蝋燭は、暫く落とすのを待ち、上部にたっぷりと蝋を溜めて一気に垂らす事により、また更に違う反応を引き出すことが出来る事も判った。
芋虫のようにみっともなく身をくねらせる恵子をあざ笑いながら、俺は髪の毛を掴み、顔を上げさせる。
「口を開けて舌を出せ」
顔を横に振りながら、必死で嫌々をする恵子の顔を、黙ったまま平手で張る。
3発張ったところで口が開いた。
「そうやってちゃんと大人しく言うことを聞いていれば、痛い目を見ずに済む」
言いながら差し出された舌に大量の蝋を注ぐ。
反射的に舌を引っ込めた恵子の顔を再び黙って張る。
「もっとだ。舌の次は胸だ。それが終われば、お前の大好きなものをしゃぶらせてやる」
当然だが、舌などは最も熱に強いところだ。
しかし、顔の周辺というのは特に恐怖感が強く、更に口中となると嫌悪感が強い。
 
まさに新しい玩具を得た子供のような心境だった。
こうすればこうなるだろう――。
予測を立て、それが当たれば喜び、外れればまた考える。
TVゲームなど、これに比べれば、文字通り児戯に等しい。

胸までたっぷりと蝋で固め、散々焦らした後、望むものを与えてやった。
恵子は、それに貪るようにしゃぶりついた。
大して価値のないものでも、精神状態の虚ろな環境で極度のストレスからの唯一の逃避手段として、お預けをした後に与えてやる事により、本人にとっては珠玉の存在――。つまりはムチに対する飴にさえ成り得るようだ。
そしてそれは、与える苦痛が大きければ大きいほど――。また、我慢すればするほど、終わったときの達成感も大きくなり、そのことは奴隷の更なる成長を助ける。
これも使えるな――。
更に飴として確立していくために、新たなる飴を与えてみる。
「恵子これをクリトリスにあてなさい」
振動を弱めにセットしたローターを渡し、髪の毛を優しく撫ぜてやる。
「はい……」
女とは調教しだいで、ここまで従順になれるものかと改めて驚いた。
「気持ち良いだろ。恵子。もう痛いことは終わりだ。どんどん気持ち良くなっても構わないからな」
「あぁ……ありがとうございます」
「口の中に俺を感じるか? 顔を上げて俺の目を見ながら、口の中の粘膜で俺を感じるんだ。出来るな」
「ふぁい」
「ほら、段々口の中が気持ちよくなってきた」
「ん。ぁ、ぁあ……」
明らかに感じていた。
極限まで追い込まれたストレスからの解放。
その解放のキーワードであるフェラチオ。
それらが、思考能力の鈍った頭の中で、クリトリスへの直接的な快感と複雑に絡み合って、フェラチオそのものにまで快感を覚える錯覚。
いや、それはもはや錯覚などではないのかも知れない。
快感というのは脳で感じるものだ。
人は思い込みだけで自らの脛の骨まで折ることが出来る。
フェラチオ=快感と云う図式を植えつけられた以上、それは錯覚などではなく、すでに本当の快感なのだろう。

突然、恵子の体が痙攣しだした。
それは、いつ止まるとも知れない、激しく、長い痙攣だった。
咥えていたものを吐き出し、大きく口を上げて息を吐き、横向けに転がり、陸に打ち上げられた魚のように、激しく身をよじり痙攣し続けた。
絶頂。
以前、恵子は絶頂を知らないと言っていた。
自慰の時でも何かそのような感覚に近いような経験はあるが、はっきりとした絶頂というのはまだ知らないと言っていた。
それが、こんな絵に描いたような失神。

なるほど……おもしれぇや……。


7 昆布

1ヶ月を経て、恵子はすっかり俺の従順な肉奴隷と化していた。
今では、俺から与えられる全ての事柄を、その痛みさえ含めて、泣き叫びながらも素直に喜んだ。
バラ鞭の音にさえその股間を濡らし、一本鞭を強打されて絶頂を迎え、何の直接的な刺激が無くとも、俺が命じればその言葉だけで達した。
俺がズボンを脱ぐと、股間だけではなく、時には口の端から涎さえ滴らせるほどにもなった。
――パブロフも犬など使わず、女を使えばもっと楽しかったろうに――。
そう云う下卑た冗談まで思い浮かぶほどに俺は楽しんでいた。
そして、恵子は今でも変わらず処女であり、俺は更なる刺激を求めていった。


「こいつが俺の家畜の恵子だ」
「えーっ? 本当にこんなとこで1ヶ月も暮らしてんのぉ?」
入った瞬間――。
いつものように卑屈な笑顔で俺を迎えた恵子の顔が、ミクを見たとたんにいきなり曇った。

ミクは新宿で拾ってきた家出娘だ。
顔もスタイルもそこそこで、普段なら商品としての価値も低いこの程度の女は、三山等を中心とした若い者に任せて、わざわざ俺が相手してやるような事は無い。
ただ、この女を選んだのは、しょっちゅう家出を繰り返していることで、今更突然消えたとしても誰も探す者がいないという理由からだ。
しかしそれだけではなく、何と言っても一番の理由は、この女がジャンキーであるということ。
眠剤に始まり、チョコ、エス、コークと何でもござれのジャンキーっぷりで、先日エックスを使って、数人の男に輪姦させてやったのだが、翌日にはケロっと普通の顔で話しかけてきた。
ひょっとすると、最初からエックスなど必要無かったかも知れないが、確実に堕とすために敢えて使った。
今時の若い女は、シャブなどの注射器を使うようなものこそ最初は警戒心を抱くが、それも吸引や錠剤だととたんに安心する。
そこにこそ落とし穴があるのだが、まるで「錠剤なら中毒になりにくいんじゃないか?」程度の無警戒ぶりには、俺でさえ時には呆れて心配になるほどだ。
昔のようにビタミン剤だとか、痩身薬だなどと騙す必要さえない。
当然、今日もキメてきている。
そしてその開ききった瞳孔で、恵子を舐めるように見据える。
「だ、誰? このひと……」
なるほど。
第三者が入ると、いきなり非現実から引き戻されるのか――。
ミクを檻の前に連れて行き、無言でいきなり後ろから抱きしめる。
わざと恵子の質問には答えず、服の上からミクの胸を揉み、スカートの中に手を入れる。
「や……ん……。見てるよぉ……このオンナ」
「気にするな。ペットみたいなもんだ。犬や猫に羞恥心を感じても仕方ないだろ?」
その大きく開いた瞳孔は、明らかに檻の中の恵子を見て燃え上がり、濡れていた。
「いやです。彰雄さんは……彰雄さんは……」
「恵子。これを当てながら黙って見ていろ。絶対に目を逸らすんじゃないぞ」
ポケットから取り出したローターのスイッチを入れ、恵子に差し出す。
「何をしている。早く受け取れ」
「………………」
恵子は下を向いて固まっている。
俺は一旦ミクから離れ、壁にかかっている一本鞭を手に取り、床を打った。
「俺が、同じことを2回言わされるのが嫌いなことは知ってるはずだな」
「す、すみません」
1ヶ月もの間、毎日擦り込まれた恐怖心というのはそう簡単に拭えるものでは無い。
「それで良い。そのハシタナイ姿こそお前に似合っている」
床にヘタり込み、自ら股間にローターを当てた惨めな姿で俺を見上げる恵子。
俺はミクにバイブを渡し、「脱げ。そして、それを使いながら咥えろ」と告げる。
ミクは、言われたとおり自ら服を脱ぐと、その場にしゃがんでバイブを股間に咥え込み、俺のファスナーを開き、中のものを取り出すと舌を大きく出し、下から上にゆっくりと舐め上げた後、美味そうな表情でしゃぶり始めた。
「あぁ……」
自分の大切な何かを奪われたかのように、恵子が嗚咽を漏らす。
だが、俺の命令を受けているため、決して目は逸らさず、ローターも外さない。
「恵子。まだだ。まだ逝くなよ」
左脚が突っ張っていくのは、恵子が逝きそうになっている前兆だ。
必死で歯を食いしばり、目を懸命に大きく見開き、その目から大量の涙を溢れさせながら、それでも恵子は耐えた。
めくれあがる唇から、食いしばる白い歯が見える。
俺は、わざと見えやすいようにミクの唇から己のものをゆっくりと引き抜き、檻に手を付かせると後ろから貫いた。
これだ。この顔が見たかったんだ――。
恵子の形相は、俺に更なる興奮を与え、頂点へと導いた。
「逝け、恵子。逝けっ!」
俺は、ミクの股間から己のものを引き抜くと、必死に耐えていた恵子の激しく痙攣する顔に向かって、大量の精液をぶちまけた。
恵子は、顔に精液がかかったとたん、言葉にならない声を上げながら、今までにもなかったような激しい絶頂を迎えていた。
檻の前にくず折れたミクを見下ろし、檻の中で痙攣を続ける恵子に視線を移して、俺は大きな満足感を覚えた。
 
それからはミクと共に恵子を散々いたぶり、ミクは恵子を「お前」と呼び、恵子はミクのことを「ミク様」と呼んだ。
これはミクが望んだことだ。
ミクは「家畜がアタシの彼を〝さん〟付けで呼ぶのは我慢出来ない。
今日から彰雄さんのことも〝彰雄様〟と呼びなさい」と強要した。その結果俺まで〝様〟で呼ばれるようになったのは多少面映いが、これはこれで慣れてくれば面白いのかも知れない。
ミクの女王様ぶりは大いに滑稽で鼻に付いたが、どうせこのジャンキーはダシを摂ったら後は捨てるだけの昆布だ。
これくらいは許してやっても良いだろう。


8 醜悪

ミクは最上階の俺の部屋に住み込み、昼過ぎに起きてクサをふかし、夜になると適当なモノをキメて地下に降り恵子をいたぶる――という毎日を過ごした。
掃除も洗濯も、俺に言われるまでは決して自分から動こうとはしない。
このままでは人前に出せるのは精々、後1月程度だろう。
ミクは自ら地下に沈められる時を早めていることにさえ気が付かない。
2人で地下に降りると、ミクはクサを咥えながらパイプ椅子に座り、恵子に火をつけさせて脚を揉ませるのが好きだった。組んだ脚を揉ませながら、乗馬鞭を自分の掌に軽く叩きつけ、何かを命令し、わざと失敗するように仕向けて打った。
更には、ナチスの女将校の制服を俺にねだり、すっかり倒錯の世界で酔っていた。
恵子に、足の指を一本一本丁寧に舐めさせ、俺がミクの中に放ったものを綺麗になるまで舐め、吸い取らせて喜んだ。
そのうち、歩き方から話し方に至るまでが変わっていき、俺が恵子に触れるのは、恵子を罰するための打擲のみにして欲しいと懇願した。
 
俺は、相変わらずそんなミクを特に注意をすることも無く、黙って好きにさせていた。
俺はこの女が嫌いだった――。
元々頭の悪いヤツは嫌いなのだが、恵子に対しては女王様然として振る舞い、恵子の前でさえ、俺にはあからさまに媚び諂う。
それはこの女なりの処世術なのだろう。
地元の暴走族では通用したかも知れないが、俺にとっては、あの大垣を彷彿させることにもなり、時にはその態度に殺意さえ覚えたほどだ。

「もっと気合入れて舐めなよ。そんなんじゃ彰雄さんのデカいものが入んないだろ」
咥えていた俺のものを離して、恵子の髪を掴み恫喝する。
「あぁ、そういえば、お前は入れてもらったことが無いんだっけ? 可哀想にね。お前まだ、オンナじゃなかったんだよね」
なんなのだろう? 
この女の歪んだ優越感は。
出産を経験した女が、時折未経験の女に対して優越感を抱くことがあると云う話を聞くことがあるが、やはり非処女は処女に対して同じような感情を抱くことがある。
「お前地味だけど、そこそこ可愛い顔してるのに勿体無いね。せめてアタシと彰雄さんのSEX見てマンズリでもこいてな」
 
アタシは彰雄を知っている――。
お前は知らない――。
相手に無いものを自分は持っているという優越感だ。
程度の低い人間ほど、こういった傾向が強い。

そしてミクは、何故か恵子のアナルに異様な執着を示した。
恵子が処女だと云う、自分にとっての優位性を保つと感じている要素は崩さず、恐らく過去の男にでも強要された時に、相当の嫌悪感を我慢させられたか、または相手の期待に応えられなかった自戒の念でもあるのか? ともかくアナルに対して何らかの強いコンプレックスを持っている事だけは間違い無さそうであった。
最初は細いアナル・バイブから始め、ビーズや小さめの普通のバイブまで何でも突っ込んだ。
最初のときなど、俺が止めなければローションもつけずに挿入したことだろう。
「別にケツが裂けたって死ぬわけじゃないんだし、こんなオンナどーでも良いじゃん」
この言葉で初めて俺はミクを殴った。
殴ったと言っても、平手で軽く撫ぜてやった程度のことだったのだが、それでもミクは相当なショックを受けたようだ。
「この女の話じゃない。お前は一体誰に向かって口を利いているのか分かってるのか? お前に高いシャブ食わせてやってるのは誰だ。メシを食わせ、綺麗な布団で寝かせてやってるのは誰なんだ。2度と俺に対してそんなふざけた口は利くな」

この時から、更にあからさまな俺に対しての媚びへつらいが始まったのだが、取り合えず制御さえ利けば、多少の嫌悪感は我慢する。
醜悪なミクのコンプレックスに強い苛立ちを覚えながらも、僅かの間の優越感なら、持たせてやってから取り上げる方が面白いだろう――.とも思った。
恵子に浣腸し、目の前で排泄させ、それを散々口汚く罵り、あざ笑い、その後でアナルバイブを挿れる。
恵子は俺が命じればアナルでも達した。
使用したアナルバイブは、ミクが命じて恵子自身に舌で綺麗に掃除させた。
ミクは、恵子にアナルバイブを自らの舌で掃除させている光景を見ながら俺と繋がることを好んだ。
俺の上に跨り、恵子を見下ろして、バイブの次は自分の胸を、最後には、俺との結合部を舐めることを強要した。

「汚いねぇ、いくら浣腸した後とは言え、ケツに突っ込んだもん舐めてんだよ。お前」
「でも、明日も自分で使うんだから、ちゃんと綺麗にしとかないとねぇ」
「まんこじゃ何も受けられないけど、ケツなら何でも受けられる身体にしてやるからね」
「お前、良いとこのお嬢さんらしいね。何不自由なく暮らしてても男知らないんじゃ、女として不幸だよ」
「これが欲しいだろ? 愛しい彰雄さんのデカいのをブチ込んで欲しいから、いつもアタシのまんこ舐めながら、自分もいやらしく濡らしてんだよね」
「欲しかったらお願いしてみな。ミク様お願いしますって、そう言ってみな」
「嘘だよ。あげないよ。誰があげるもんか。ガキの頃から何でも手に入れて来たんだ。でも、これだけは手に入らない」
「もっと気合入れて舐めろっつってんだろっ!」
「こんなに良いのに……こんなに。あぁ、あげないよ……あげるもんかっ!」
「あぁ……まんこいい。まんこいいよぉ。あげ ないから ね……あげない よ。いい、あげ ない……あげ ……あぁ……ぜったい……きもちぃぃい……まんこぉおお……いぃぃいいいいいぃぃぃぃぃ……」

俺が股間に擦り込んでやったコークと、事前に飲んでいたエックスにすっかり陶酔し、うわ言のように、下劣で卑猥な言葉を吐き出しながら狂ったように絶頂を繰り返す。

俺はその間、この滑稽で醜悪なイキモノの終焉を考えていた。


それから数日の後――。
その日も散々ミクは恵子をいたぶり、恵子は自らが使っていたバイブを舌で掃除させられていた。
「恵子。こっちにきて、四つん這いでケツを広げて見せろ」
俺の言葉に一番に反応したのはミクだった。
一瞬戸惑った表情を作ったが、すぐに戻り、「彰雄さんがおっしゃってるんだ。てめぇの汚ぇケツさっさと広げねぇか!」と叫ぶ。
俺はチラっとミクを見やり、意識して冷ややかに言った。
「今、俺が話してるんだ。お前の通訳なんか無くても、恵子にはちゃんと聞こえてるよ」
「あ……すいません」
軽く頷き前を見ると、恵子は言われた通りの姿勢を取って待っていた。
「そのままだ。動くなよ」
俺はバラ鞭を手に取り、軽く距離を測るとおもむろに打った。
尻を広げるために添えていた手にも多少当たったようだが、構わない。
何度も姿勢を崩しながらも必死で立て直す恵子に、10分程それを繰り返すと、今度は完全に床にくず折れた。
「なんだ? お前の覚悟ってのはそんなものなのか?」
横目で見るといつも通りクスリでラリっているミクは椅子に座り、俺に見せ付けるように脚を広げて自慰に耽っていた。

醜い――。
俺と暮らして1ヶ月近くが過ぎようとしているのに、まだ全ての男は女の陰部を有難がるものだという幻想から抜け出せない。
現実からの逃避。
想像力の欠如。
自分は特別な人間であるという錯覚。
堕ちるべくして堕ちていった女。

震える膝に何とか力を込め、懸命に元の体勢に戻ろうとする恵子。
「よし。後10発だけ耐えたら褒美をやろう」
ミクの手が止まる。
痛みに震える恵子でさえ固まった。
2人とも俺の真意を図り予ねている。
俺の口から、褒美などという言葉が出たのは間違いなく初めてのことだ。

フルスイングの10発を懸命に受けた恵子に近寄り、真っ赤に腫れ上がった臀部を優しく撫ぜてやった。
「よし。よく頑張ったな」 
俺は前に回り、ズボンのファスナーを下ろした。
恵子は俺の顔を見上げ、すぐにまた下げ、それでも動かない俺に戸惑いながら、ゆっくりと視線を上げてきた。
怖いのだろう。
手に取るように分かった。
「褒美だと言った。いらないのか?」
震えている。
生まれたばかりの子羊のように細かく震えていた。
俺は、優しく恵子の頭を掴み、ゆっくりと導いてやった。
その瞬間、大量の涙と嗚咽を漏らしながら、恵子は慈しむようにしゃぶり始めた。
椅子の上に片脚をあげ、股間に手を当てたまま固まっていたミクも細かく震え、口はわなわなと何かを言おうとしているが言葉は出てこない。
こいつでも、何かが崩壊していく跫くらいは聞こえているのか――。

「よし。ベッドに上がってケツを高く上げるんだ」
優しく言い聞かせながらも髪の毛を掴み、しかし、恵子が無理せず這える速度で導いてやる。
俺は自らゴムを装着し、恵子の臀部を抱えた。
「ちょ、ちょっと待ってよ……何してんの……」
ミクの声を無視し、俺は、すっかりミクによって拡張された恵子のアナルに、たっぷりとローションを垂らし、ゆっくりと腰を沈めていった。
ガタンっ!
ミクは椅子を倒して立ち上がり、夢遊病者のようにゆっくりとこちらに向かって歩いてくる。
「やめて……冗談でしょ」
ベッドの傍まで来ると、おもむろに俺の肩に手を掛けた。
苦悶の表情の恵子の、呻きとも喘ぎとも取れる声が響く。
俺は肩にかけられた手を、さもめんどくさそうに振り解き、視線も合わさずに言い放った。
「お前は黙って向こうで見ていろ」
「ちょっと待ってよ。こんなのおかしいよ。やめてよ……あきお……い、いやぁあああああああっ!」
 
こうも計画通りに事は運ぶものか――。
ヤクザの常套手段といえば、こちらからちょっかいをかけておいて、相手にミスをさせる。
誰でも知っていることだ。
しかしそれでも引っかかる。

思わず俺に掴みかかってきたミクを再度振りほどく。
「うるせぇ!」
俺は恵子の尻から降りるとゴムを外し、わざとたっぷり時間をかけてズボンを穿き、ゆっくりとミクに歩み寄っていった。
デカい声で相手の動きを止め、次の発言に対して十分に注意を引きつけさせたら、後は静かに話すことだ。
静かに話す方が、より相手の心に浸透し、恐怖心を煽ることが出来る。
「ミク。俺のやることに文句があるのか?」
ミクはすっかり怯え、檻の隅に自らを追いやる。
「だって、だっておかしいよ。あの女は家畜でアタシは彼女じゃん!」
「それはいったい、いつからだ? 誰が決めた?」
「だって、だってそんなのいちいち決めなくても……」
怯えるミクの顔を、思いっきり張り倒してやった。
前回の、軽く撫ぜただけの時とは明らかに違う、檻の鉄格子に体ごとぶつかって、倒れさせるほどの平手だ。
そして、それでも大声は出さない。
「お前のような醜いジャンキーは、当分クスリを減らす必要がありそうだ。お前はクスリにやられて冷静な判断が出来ないんだよ。だから間違って俺に逆らうようなことも平気で言える」
クスリでテンパった状態に脳震盪まで加え、どこまで俺の言っていることが理解出来ているかのは分からないが、それだけのことを言い聞かせると、俺は檻の外の壁に掛かっている麻縄を取り、ミクを立たせ、その両手を後ろに交差させ縛り始めた。

これは最近ネットで勉強したものだ。
俺は話によく聞く、『亀甲縛り』や『菱縄縛り』のような、両手が自由になる、相手の羞恥心だけを煽るような縛りにはあまり興味が持てなかった。
それよりも、より実務的で何の変哲も無い『後ろ手縛り』や『高手小手』に何故か惹かれた。
ただし、ネットで調べたところ、縛りと云うのは意外に危険なものであることも判った。
神経や血管を長時間、または短時間でも強く圧迫することで、神経麻痺や、血行障害から来る壊疽――。更には間接にかかる負担から脱臼や骨折の懸念まであるという事が分かった。

大事な子羊である恵子を簡単に壊してしまう訳にはいかないので、縄師と呼ばれている者でも呼んで自ら勉強しようかとも思っていたのだが、よく考えてみれば俺は壊れかけの――。

そう。
もう、今更完全に壊れてしまっても惜しくはない玩具をすでに持っていたことに気付いたのだった。


調教師11 ~第5章~ 9 逆転~ に続く







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Author:堂山鉄心
大阪府出身。 大阪を中心にSM活動を広げてきたが、ARCADIA TOKYOの出店に伴い、その活動の拠点を東京に移し活躍中。

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