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新宿歌舞伎町のSMバー【ARCADIA TOKYO】経営の他、各種イベントなどでも活躍する堂山鉄心の(めったに更新されない)ブログ。

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調教師 7 ~第3章~ 7 決断 ~

7 決断

ビデオが新しいものに変えられた。
今度は、京子がここに連れて来られてからの物のようだ。
その中で、京子は何人ものヤクザに犯され、弄られ、浴びせられた。
それはどうやら、何本ものテープを繋いで作ったもののようでで、何時間にも亘って続いた。

テープは撮った順番に繋がれているのだろう。
少しずつ肉が削り落とされ、精神が崩壊していく過程が如実に見えた。
途中からは、誰を見ても「あきひこぉ」と呼び、それに怒った何人もの男に殴られていたが、それでも上に乗って腰を使った。

俺の打たれたものとは、違うクスリを使われているのかもしれない。
ニンフォマニアと云う言葉が脳裏に浮かんだ。
しかし、すでに砂のように乾いた俺の心には、怒りではなく同情心以外は浮かぶことがなかった。
監視カメラを意識して、精々苦しむ様を演技はしたが、ココロは冷静に観ることが出来た。


「おい、様子はどうだ?」
加藤だ。
この男が来ている時には演技をする必要がない。
「なんだ、随分良い面構えになったじゃねぇか。初めて会ったときよりも却って精悍になったくらいだ。身体はまだまだだが、それもマシにはなってきた」
加藤の軽口に付き合う気はない。
「いつ、やるんだ?」
「おう、そろそろだ。こっちはお前待ちだったんだ。ただし、もう少し演技しろ。その顔じゃ、もろに警戒されちまう」
「どうやるんだ?」
「気付いてんだろうが、仲間がいる。まだ誰かは言えない。お前を弄りに来る時だけ、花井と金本は一緒にいる。そん時しかねぇ。エモノはこっちで用意する。だが、マシンガンなんかは期待すんな。チャカが手に入ればまだ良い方で、せいぜいドスかポン刀程度だと思っとけ」
「大垣だけは譲れない。あいつを見逃すなら俺は協力しない。しかも……」
「あぁ、判った。お前に殺らせてやる。ただし、女は諦めろ。こっちもこれは譲れん」
「いや……」
「お前も分かったはずだ。あの女は命賭けるほどの値打ちなんかねぇ。しかも、完全に足手纏いだ。お前、自分を裏切って頭のおかしくなった女、一生面倒見れんのか?」
「………………」
「例え見れたとしても無理だ。これだけは諦めろ」
「……明日だ。明日答える」
「考える余地ねぇぞ。これが呑めなきゃ話はチャラだ」
「分かった。とにかく明日だ」


加藤が出ていったあと、一人檻の隅に蹲り、ビデオの中で一人の男に跨りながら、両隣に立った男のモノを順番に――。しかも美味そうにしゃぶる京子を観ていた。

……きょう こ…………

初めて京子に会った頃を思い出した。
髪を茶色に染め、いかにも遊び慣れてる風で、その辺では知らない者はいなかった。
「知ってる? 『京子は今度2つも下のジャリと付き合い始めた』とか、言ってるヤツがいるらしいよ。今度見せつけに行ってやろうか?」
悪戯っぽく笑う京子がいた。
「ちょっとアノ女、秋彦に色目使ってるよ。誰と勝負しなきゃならないか、教えてやってもいい?」
京子はいつも自信満々で輝いていた。
「凄いね。秋彦。中坊でこんだけ極めてるヤツなんてどこにもいないよ」
まだ、荒い息を吐き、汗を浮かべた肩を晒したままで、うっとりと微笑む京子がいた。
「どう? 秋彦これが好きなんだよね」
小悪魔的な挑発。
「秋彦だけだよ。あたしには秋彦だけなんだから……」
泣き濡れた瞳。

あきひこぉ……
……あきひこぉ…… 
…………あきひこぉ……


――きょうこ――。



8 決行

何度も打ち合わせた。
間違いは無いはずだった。
結局協力者の名前は最後まで教えられなかったが、そいつが、録画テープを今までの録画済みのテープとすり替えると云う、古典的な方法で誤魔化すという方法は聞いた。

腕立て伏せは、連続で50回出来るまでにはなんとか回復した。
決して充分と言えるほどでないが、これで最低限の動きだけは出来るはずだ。
当日まで毎日、京子を連れてヤツらはやってきた。
檻から出され、十字架に括り付けられ、目の前でヒロシに京子とSEXさせたり、金本がバイブを突っ込んだりして俺を挑発した。
俺にも何度か京子とのSEXを強要し、それを眺め囃し立てた。
その度に、俺は常に屈辱に身悶えて、怒り、泣き叫んで見せなければならなかった。

ヤツらを飽きさせちゃだめだ。
加藤に言われて守ってきた。飽きたら殺される。
それは間違いのない事実だろう。
俺の失踪はすでにニュースにもなっているらしく、今更生きて帰せるはずなど絶対になかった。
 
だが、今日――。
いよいよ今日だ。
急に何かの不都合で、ヤツらが来ないなどと云うアクシデントさえ無ければ、今日、決行だ。
最近では毎日だから、まず間違いはないとは思うが、万が一、檻から出されないようなことがあった場合も延期だ。

俺は朝から落ち着かず、段取りを頭の中で反芻した。
緊張に震えた。
出来るのか?
本当に出来るのか?
俺に――。
キッカケを作るのは俺の役目だ。
これを外したら、間違いなく俺は殺されることだろう。
しかし、自分が殺される事よりも、ヤツらを殺せないことの方がよっぽど恐ろしかった。


……がちゃり……

いつものように、重々しく鍵が開けられた。
もう、後戻りは出来ない。

「どうだ……大分、こういう生活にも慣れてきただろう。今日はな、ちょっと趣向を変えてやろうかと思っとる」
やけに楽しそうに花井が嗤う。
心臓が跳ねた――。

なんだ? 
裸の背中を汗が伝う。
延期か? 
よく見れば、花井は一人の赤い髪の女を連れてきていた。
計画に狂いが生じているが、どうやら何かでラリっているようだ。
それなら、問題ないかもしれない。
だが、油断は禁物だ。
こういう不確定要素はどちらに転ぶかわからない。

「お前も随分飽きてきたろう。人間ってのは案外強い生き物でな。この程度の屈辱なんてもんはすぐに慣れちまう。本当はな、俺が自分の足で歩けるようになってから……と、考えとったんだが、まだ左足の感覚が怪しい。それを考えるたびに今でもハラワタ煮えくり返ってくるんだよ」

だめだ。
必要以上に怒らせるのはマズい。
「だが、もうすぐだ。今でも松葉杖でなら歩ける。ちんぽこもちゃんと使えるしな。待っとけ。一人で歩けるようになったら……そうなったら、俺が直々に責めてやる」

ヒロシが俺を引きずり出し、十字架に括り付ける。
ここで暴れるか? 
いや、まだチャンスはある。

十字架に括り付けられた俺の前でヒロシが京子を嬲る。
いつもと大して変わらないか――。
しかし、今日はいつも壁にもたれているだけの大垣も参加していた。
「いつかやってやろうと思ってたんだが、こんなに萎びてからだとはな。とことんツイてねぇ」

くっ――。
せいぜい今は笑ってろ――。
大垣。

大垣はわざと俺に見せびらかすように京子を嬲った。
まず、ヒロシが京子の口の中に出し、次に大垣が京子の中に放った。
さんざん泣き叫ぶ演技を続けた俺を十字架から下ろすとき、大垣が嗤った。
花井はいつもにも増してサディスティックな声で、「おい。いつもみたいに泣きながら彼女を抱いてやれ」
いつの間にか赤い髪の女は花井の股間に顔を埋めている。
俺は、いつものように京子の上に被さっていく前に、顔にかかったヒロシの精液を拭い去るためタオルを取ろうとしたが、そこで突然止められた――。

「今日は趣向を変えると言ったろう。俺はな、純愛が見たい。いつもな、こう殺伐とした空気ばかりじゃ気が滅入る。今日は俺に純愛を見せてくれ」
俺は意味が判らず立ち尽くした。
「わかんねぇーかなぁ。その手に持ってるタオルだよ。そんなもん使わんと、お前の舌で汚れた彼女を清めてやれ」

これか――。
計画には狂いは生じていない。
しかし――。
いや、復讐のためだ。
とは言え、ヒロシのものだけならともかく、俺が、大垣の――。

ピシッー!
「早くやれよ。出来ないのか? 出来ないのなら俺らも純愛は諦めなきゃならねぇ。ただし、その場合は京子を打つだけだ」
金本の手にはいつしか革製の鞭が握られていた。
「お前が京子のために流した涙がホンモノかどうか見せてくれ」
だめだ。
計画が危ないと思った、さっきの状況よりは明らかに良くなっている。
これは、絶対にやらなきゃだめだ。

ピシッ!
京子が叫ぶ。
打たれたところが見る見る赤く腫れ上がっていく。
「待ってくれ。やる。舐める。だから京子を打たないでくれ!」
言うが早いか、俺は京子の顔に飛び散ったヒロシの精液を舐めていった。
「ほら、ここにも付いてるぞ。ちゃんと綺麗にしてやらなきゃ可哀相だねぇ」

震えた――。
しかし計画のためだ。
お前らは死ぬんだ。
俺の心は渇ききっている。
乾ききった心に屈辱など感じる必要はない。

「次はこっちだ」
嬉しそうに大垣が京子の足を持って広げる。
――きょうこ……。
「舐めるだけじゃ、だめだぞ。中だからな。ちゃんと綺麗になるように、音立てて吸い取れ」
舐めた。
あの大垣の放った精液を――。
一滴残らず舐め取った。

せめて、綺麗にしてやろうと思った。
俺は今、愛とか心とか、そんな邪魔なものは全て捨てた。
しかし、最後に残った、京子との過去の美しい思い出までも、今日で全て断ち切る。
そのためにも、京子から大垣の精液など拭い去ってやらなければならない。
 
吸った。
中に舌をこじ入れ、俺の唾液で満たしてやろうと思った。
「あきひこぉ……あきひこぉ……」
いつものように京子が呻く。
俺は全て吸い取ると、京子の上に被さり口を吸った。
哀しい女の全てを吸い取ってやりたかった。
京子が俺のモノをまさぐる。
硬く怒張した俺を受け入れようと腰をくねらせる。
俺は、萎びた胸に舌を絡ませ、それを強く揉みしだいた。
「あきひこぉ……あきひこぉ……」
哀しい女の声を聞きながら、俺は深く埋めた。
舌と舌を絡ませ、糸が引くままに顔中を舐めてやった。

今日で……さよならだ――。

弱いということは罪だと知った。
強くなければ生きていく資格など無いと分かった。

赤い髪の女は、花井の前に立たされたまま、自らスカートを捲くりあげ、バイブを使われ、腰をよじっている。
こちらに対する注意が散漫になった今、明らかに不確定要素だった赤い髪の女は、こちらにアドバンテージをもたらした。

すまなかったな……京子。
「秋彦……」
一瞬、京子の目に光が戻った気がした。
心臓が跳ね上がった。
気のせいだ。
そんな訳ない
俺の罪悪感が見せる幻だ。
京子。
仇は討ってやる。
 
赤い髪の女の声が一際大きく響き渡った瞬間、俺は、京子の皺の浮いた細い首に、そっと手をかけた。
びくんっ
中に入った俺のモノが、明らかにそれと分かるほど硬度を増し、跳ね上がったような気がした。
きょうこっ!
そこには、俺に首を絞められて微笑んでいる――出会ったばかりで、まだ中学生だった頃の、 美しい京子がいた。
きょうこっ!
俺は弾けんばかりに瑞々しい中学生の京子に、優しく接吻けをしながら腕に力を込めた。

……あきひこ……


それに気付いたのは大垣だったそうだ――。
俺は髪の毛を摑まれ、ところ構わず殴られた。
「きょうこぉおっ! きょうこぉおおおっ!」
何をされても京子の首にかけた手だけは離さず、腰の動きも決して止めたりはしなかった。
俺は達した。
内臓まで引きずり出されるような射精感の中で、腰を動かし続けた。
「きょうぉこぉおおおおっ!」

――ありがとう――。
俺には京子の最後の唇の動きが読めた。
京子の最後の言葉が確かに聞こえた。
涙が溢れ、視界がぼやけ、何もかもが霞んで見えなくなって行く。

真っ白だ――
真っ白な空間の中を、俺と京子は手を握り合って走った。
大声で笑いながら疲れて転がり、息を弾ませ抱き合った。

……きょうこ……



9 終焉

「おいっ、センセイ呼んで来いっ!」
「馬鹿野郎がっ! こんなことしたら、てめぇもどうなるか分かんだろがっ!」
冬木がドアを開けて走っていく。
赤い髪の女は泣き叫び、ヤクザどもは口々に罵声を浴びせる。

その時――。
俺はまだ、真っ白な空間で京子と抱き合っていた。

「よーし、そこまでだ。全員手ぇ上げろ」
いつの間にか、場にいなかった加藤が、花井の頭に拳銃を突き付けていた。
「てめぇ! 加藤っ!」
一瞬、凍りついた場の空気を引き裂くように、金本が、懐から拳銃を取り出し、加藤に向けて叫ぶ。
「どういうことだ……冬木」
花井は、日本刀を下げ、加藤の後ろから歩み出てきた冬木に向かって呟いた。
「金本ぉ、手ぇ上げろっつってんだろがぁ! チャカ下ろせや!」
青ざめた金本に冬木が凄む。
「てめぇ冬木……上等だ。誰に向かって口利いてやがる」
「おい、アキっ! てめぇ、いつまで寝てやがんだ! さっさと起きろ!」

冬木が何かを投げつけてきたが、俺はまだ放心していた。
「金本……今すぐ銃口持ってチャカ下ろせ。怪しい動きは……無しだ」
加藤はあくまで落ち着いた声で続ける。
「今すぐてめぇハジけって、さっきから俺の左腕が泣いてんだ。言うこと聞いとかねぇと……知らんぞ」
「か、かねもと……と、取り合えずチャカ下ろせ」
取り乱す花井を見ようともせず、何故か急に落ち着きを取り戻した金本が言う、「何が望みだ。言ってみろ」
「てめぇ、俺の左腕だけで満足してりゃ良いのに、こともあろうかヨシミにまで手ぇ掛けやがって……。大体、てめぇのおかげで何人の若いもんが泣いてるか知ってんのか?」
「テメェのタマだよ。要求は……」冬木が続けた。「かねもとぉ」
しかし、それを受けた金本は平然と鼻で笑った。
「ふん! そういうことなら尚更……下ろすわけにはいかねぇな」
「金本っ!」
花井は思わず車椅子から立ち上がり叫んだ。

ぱん――。

その時、気の抜けるような乾いた音が弾け、金本の発した弾丸は、花井の着物の袖を引きちぎり、加藤の脇を掠めた。
「……テメェ金本……どういうつもりだ……」
「外れか……だからチャカは嫌いなんだ。おやじぃ、跡目のことは心配せんでください。俺が今日からこの組仕切って、しっかりと盛り立てていきますわ」
「て、て め ぇ 」
怒りに身を震わせる花井をよそに金本は獰猛な表情で言い放つ――。
「次は外さんぞ。この距離だ」

俺は、霞のかかった頭のままで、腰に当たっている硬いモノの鞘を払うと、右手に下げて歩きだした――。

金本が続ける。
「俺ぁ、へたっぴだからよ。当った方は運が無かったと諦めてくれや」
加藤が、花井に突き付けた銃を金本の方へと向けようとした瞬間、俺の手に握られた匕首が、金本の腰に後ろから深々と刺さった。
「金本ぉ……。大垣どこだぁ? 大垣が……いねぇじゃねぇか……おい、お お が き  ど こ な ん だ よぉぉぉぉぉおっっ!」

俺は金本に突き刺した匕首をぐりぐりと捏ね繰り回した。
「ぐぉぉぉおおおおっ」
「あの腐れ外道はどこだっ! 何でここにいないっ!」
金本が絶叫を上げ、前に向けた銃を落とした瞬間、乾いた音と共に、花井の左のこめかみから、肉片や脳漿を引き連れて大量の血飛沫が飛び出した。
「おおがきわぁあっ! おおがきはどこだぁあっ!」
くず折れ、倒れた金本に圧し掛かり、尚も執拗に刺した。
顔と云わず、胸と云わず。
何回も、何回も……
何回も……
何回も……
………………
ぐさり……
ぐさり……
ぐさり……
…………
……
……





調教師 8 ~第4章~ 顛末 ~ に続く


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Author:堂山鉄心
大阪府出身。 大阪を中心にSM活動を広げてきたが、ARCADIA TOKYOの出店に伴い、その活動の拠点を東京に移し活躍中。

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